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こんにちは、おりょうです。
今回は私が行ったダイエットについてお話したいと思います。
このダイエットについて詳しく説明する前に、まずは栄養素のお話からさせていただきます。
5大栄養素
「●●を食べると痩せる!」と謳ったダイエット情報も多々ありますが、一時的に痩せたとしても体調を崩したりリバウンドしやすい体になってしまいます。
やはり、健康的な体を作るためには、必要な栄養素をバランスよく摂ることが大事になります。
栄養素は、糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5つに分けられ、これを5大栄養素といいます。
各栄養素は以下のようなとても重要な役割を持っています。
糖質(炭水化物)、脂質 ⇒ エネルギー源になる
タンパク質 ⇒ からだをつくる
ビタミン、ミネラル ⇒ からだの調子を整える
※炭水化物は、糖質+食物繊維を指します。糖質がエネルギー源となります。
私が行ったケトジェニックダイエット
私が2か月間行ったダイエットは、(糖質制限と記載していましたが)ケトジェニックダイエットです。
ケトン体とか、ケトーシスとか・・・少し難しい話になりますが、ざっくり簡単にいうと【糖質】がエネルギーになっている通常モードの状態から、【脂質】をエネルギー源にするモードにスイッチし、脂肪を落としていく食事療法です。
運動中の主なエネルギー源は、筋肉や肝臓の中にあるグリコーゲン(糖質)と体内に貯蔵されている脂肪(脂質)の2つです。
短時間の運動や中程度の強度の運動では、筋肉や肝臓のグリコーゲンが主にエネルギー源として使われ、比較的強度の高い長時間の運動になると、脂肪もエネルギー源として使われるようになります。
これが通常のエネルギーの仕組みです。
しかし、ケトジェニックダイエットは、糖質をギリギリまで抑えて糖質を枯渇させます。
そうすることでケトン体という物質がでて脂質代謝のダイエットモードに切り替わります。
脂質代謝になると、蓄えられてる体脂肪をエネルギーとするので減量はしやしいです。
ですが、これは標準的な食事法ではないので、不調がでてきやすいです。そして、脂質代謝に切り替わるまでとても大変です。
ダイエット期間中に食事の写真をアップしていましたが、もし本格的に実践やるなら単に食事を真似するのではなく、知識あるトレーナーさんなどに体調等も管理してもらいながらやることをおすすめします。。
ケトジェニックダイエットのメリットとしては、
・短期間で脂肪を減らしやすい
・空腹感を感じにくい
・(マラソンでの話をすると)エネルギー切れを起こしにくくなる
デメリットは、
・脂質代謝(ケトーシス)に切り替わるまで苦しい
・標準的な食事法でないため、不調がでることがある。
・ケトーシス特有の体臭がでることがある
などなどです。
ケトジェニックダイエットと糖質制限ダイエット
よく言われている糖質制限ダイエットとケトジェニックダイエットは、糖質をおさるという意味で広義では同じものとして扱われています。
しかし、ケトジェニックダイエットは脂質をエネルギー源とし糖質をほとんどとらないようにします。
それに対し、一般的に言う糖質制限ダイエットは「血糖値をあげない(あげすぎない)」「無駄な糖質を摂りすぎない」ことに重きをおいており、エネルギー源は糖質となっている場合が多いです。
脂質も摂りすぎると脂肪となるので低脂肪が推奨されます。
糖質=「悪」「敵」とイメージをもっている方も多いと思いますが、糖質制限ダイエットでも必要分の糖質はとる必要があります。
糖質制限ダイエットについても、なぜ糖質を抑えたがいいのか等、今後書いていきたいと思います。
今回はここまで。ありがとうございました。